【S11使用】ミミ始動トリルクチート【最高/最終2020】
《はじめに》
Hardworkerと申します。
S11で2020に到達した構築です。バトンタッチオフ優勝時と全く同じ構築ですが、これを機にもう少し細かく補足していきたいと思います。
既に見たことある人も、まだ見なことない人もどうぞよろしくお願いいたします。
《使用構築》
大好きなクチートを活躍させることがコンセプト
《個体紹介》
命中不安だが打点の取れるじゃれつく、先制で相手を縛ることのできるふいうちは確定。残りの二つは選択になるが、ランドやカバルドンの後投げや羽休め連打で技外しを粘ってくるボーマンダが不愉快なので冷凍パンチを選択。残りの1枠はポリゴンやナットレイへの誤魔化しやピンチベリーを消せる叩き落とすにした。
攻撃力の高さはピカイチ、冷凍パンチによる氷でワンチャンも狙え文句の付け所がない100点満点のポケモンだと思っている。
H164 S252 B92 勇敢最遅個体
1舞 陽気ギャラドスの滝登りを確定耐え(126~148ダメージ)
威嚇込みミミZでH4振りメガギャラドス確定1発
クチートを最大限にサポートするポケモン。今でもクチート軸においてこいつ以上のトリル役が思いつかない。文句なしのMVP。
クチートを暴れさせるためのトリル、自主退場や害悪への誤魔化しになる呪いと等倍での最大火力となるじゃれつくZ、構築単位で重い相手の誤魔化しや知らない人に刺さる道連れを採用。トリックルームと道連れの相性が非常によく、トリル最終ターンに道連れを押すことによって1-1交換かトリル再展開かを相手に迫ることができる。
ふいにくる早いギルガルドに上からぶちのめされることが多々あったのでSラインは諸説ある。ギャラの個体数が少ないことやフェアリー技の通りの悪さを鑑み、耐久ラインを下げシャドクロZに変更するのもありかもしれない。
AS252の意地ガッサ。クチート軸におけるガッサ対策として定評がある。
リザードンやウルガモスを考慮して岩石封じを採用。スカーフテテフが数を減らし襷寝言テテフやHB眼鏡テテフが爆増したことにより初手のテテフ対面は岩石封じを押すことにしていた。コケコorレヒレ+鋼やフシギバナ、モロバレルなど催眠対策バッチリの構築が多く選出率は低め。眠りターンや種ガンのヒット数などに左右されることが多く、強いけど弱いって言葉がピッタリって感じだった。
AS252 電気と地面の一貫を一気に切れる一匹。
後投げされる受けポケモンに圧力をかけたいので意地特化。最大限の命中安定を図りたいので岩石封じ、起点回避や無理心中を狙える大爆発を採用。
トンボ返りでサイクル回しつつ隙を見てミミッキュでトリル展開する流れが非常に強力で明確な勝ち筋だったため、このポケモンには助けられた。トリルが切れた後の高速エースに成りうる点も高評価。なによりクチートで重いゲッコウガ、コケコ、メタグロス等々を全員まとめて上から殴れるのがとても偉い。
陽気も一考したが、asミミッキュをいい乱数で葬れるため意地から変更することはなかった。
H108 C252 D4 S150
Cぶっぱ、S準速ガッサ抜き抜き、B<D、残りH
鋼タイプに対する安定する引き先。特化眼鏡なので電気技を読んだ安易な地面ポケモンの受け出しをオバヒで咎めまくった。Cが2段階ダウンしてもオバヒで無振りメタグロスが68.7%の乱数という火力に痺れる。
ミミッキュ+クチートで対処の利かないドヒドイデやエアームドに強くするためにも特殊電気枠として構築に入れたが、拘りアイテムのせいで裏に控えたグライオンの餌になることが多い。炎+電気+浮遊という強力な性能を活かしきれていない気がするので、型をガラッと変える必要があるかもしれない。
《選出パターン》
基本選出
or++
トンボルチェンで有利対面を作りつつ隙をみてトリル展開。パーティ単位でどうしようもないポケモンはミミッキュの道連れで処理。読まれたら負け。
受け構築
++or
ロトムか物理ポケを通すために重い敵をゲンガーで処理する。初手のゲンガーを読まれて追い打ち持ちを投げられると終わり。
クチートが1mmも刺さっていない相手
++or
死ぬ気でトンボル回して誤魔化す。この選出するときの勝率は悪くない。
《おわりに》
パーティ単位で積み技を搭載していないため、回復ソースがしっかりとしている受け回し構築や754パが本当にキツくて何度も泣かされました。キツい構築への適切な回答がなく広範囲を誤魔化そうとする魂胆を打ち砕かれたように感じます。
とはいいつつも、結果から言えば二度目の20達成、自己最高レートの更新も達成し文句なしの大満足でした。
今後も大好きなクチートで2000、ひいては2050くらいを達成できるように頑張っていきたいと思いますので、ひとつよろしくお願いいたします。
最後に、今期2000達成報告のツイートにいいねをくださった皆様、「おめでとう」と声をかけてくださった皆様。
とってもうれしかったです!!ありがとう!!